現在シーシャは、若者を中心に人気や知名度が高まっています。

しかし、シーシャとタバコの違いについてよく理解できていないという方も少なくありません。

本記事では、シーシャとタバコは何が違って何が同じなのかについて詳しく紹介します。

それぞれの基本的な情報を知り、正しくシーシャを楽しみましょう。

シーシャとタバコの原材料は「たばこ葉」

シーシャとタバコは、どちらも原材料が「たばこ葉」になります。

そのため、シーシャは紙巻きタバコ同様に法律上は「製造たばこ」として分類されているのが特徴です。

同じたばこ葉ではあるものの、シーシャの場合は刻んだたばこ葉にシロップやはちみつ、糖蜜などを加えペースト状にしたものが用いられています。

シーシャとタバコは何が違う?

同じたばこ葉を使用しているシーシャとタバコですが、その違いは数多くあります。

【シーシャとタバコは何が違う?】
・喫煙方法
・フレーバー
・ニコチン・タール
・使用場所喫煙時間

上記4つの違いについて、それぞれを下記で詳しくみていきましょう。

喫煙方法

たばこの場合、喫煙する際にはたばこに直接火をつけて吸います。

一方、シーシャは専用の器具(水パイプ)を使用し、水を通して吸うため、煙が冷やされてたばこよりもマイルドになり、初心者でもむせにくいのが特徴です。

フレーバー

シーシャのフレーバーは非常に多く、数千種類以上あるといわれています。

フルーツ系やミント系の他に、バニラやお茶、チョコレートなど幅広く、好みの味や香りを思う存分楽しめるのが特徴です。

たばこにもフレーバ付きのものはありますが、シーシャに比べるとかなり種類が少なく、限られた種類の中から選ぶしかありません。

ニコチン・タール

ニコチンやタールの含有量が多いのはたばこです。

シーシャはフレーバーの種類により異なるものの、たばこよりもニコチンやタールが少ないとされています。

しかし、全くニコチンがないという事ではないので注意しておきましょう。

シーシャの場合、「ノンニコチン」のフレーバーも存在しているため、気になる方はニコチンが入っていないフレーバーを選びましょう。

使用場所

シーシャの場合、自宅で楽しむこともできますが、ほとんどはシーシャバーなど専門のお店で楽しむケースがほとんどです。

たばこは、喫煙が可能な場所であれば基本的にはどこでも吸えます。

しかし、近年は完全禁煙の飲食店が増えてきたり、路上の灰皿が撤去されたりとたばこを吸う場所が少なくなってきているため、ルールを守りながら喫煙するようにしましょう。

喫煙時間

フレーバーや吸い方によって多少の差異はあるものの、シーシャは1回で1時間~2時間程の喫煙が可能です。

たばこは5分前後と短時間で楽しめるのが特徴で、仕事の休憩中や一息つきたいときなどに、手軽に吸えます。

また、シーシャは喫煙時間は長いものの、10分ほどの休憩を挟みながら吸うのが基本です。

人によっては吸い続ける方もいますが、「常に吸い続ける」という行為は推奨されていません。

シーシャとタバコの健康被害リスク

ニコチンが含まれているシーシャとたばこは、健康被害リスクに注意しなければいけません。

【シーシャとたばこの健康被害リスク】
・シーシャの方が害が少ないって本当?
・1セッションは紙タバコ何本分?
・シーシャは全てニコチンが含まれている?
・1日の喫煙量によって被害リスクが異なる

それぞれの健康被害についての正しい知識を身につけるためにも、ぜひ下記でお伝えする詳しい情報を理解しておきましょう。

シーシャの方が害が少ないって本当?

シーシャは一度水にくぐららせろ過した煙を吸い込むため、たばこよりも害が低いとされています。

しかし、シーシャは1回のセッション時間が長く、吸うペースや水加減で煙の量が変わるため、一概にタバコよりも害がないといはいえません。

成分としては、シーシャはニコチンやタール、一酸化炭素以外には香料やシロップ、グリセリンなどが含まれています。

一方たばこは、アンモニウムやヒ素など、有毒な物質がおよそ5,000種類以上含まれているとされており、有害物質だけで見ればシーシャの方が少ないといえるでしょう。

しかし、シーシャは明確な研究がおこなわれていないため、はっきりと分かっていない部分も多くあります。

その結果「シーシャの方が害が少ない」とはっきりと明言することはできないので、吸い過ぎには十分注意するようにしてください。

1セッションは紙タバコ何本分?

シーシャの1セッションをたばこの本数に換算した場合「約5本分」とされる説や「約100本分に相当する」とされる説があります。

しかし、実際シーシャに関する研究はまだまだされておらず、特に日本の場合詳しく解明されていない部分も少なくありません。

そのため、「約5本分」「約100本分」といわれてはいるものの、その明確な根拠などは曖昧なままです。

吸う時間や回数、フレーバーの種類により体への害は異なるものの、やはりシーシャが無害ということではありません。

仮にシーシャの1セッションがたばこ100本に相当する場合、週に1回シーシャバーに来店する方であれば、たばこの本数に換算すると月400本ほどになります。

たばこを吸っている方の中には、1日1箱吸い切ってしまう方も珍しくなく、チェーンスモーカーであれば1日2箱ということもあります。

1日1箱たばこを吸う方であれば、月の本数は単純計算で600本となり、シーシャよりも本数は多くなるといえるでしょう。

シーシャは全てニコチンが含まれている?

基本的にシーシャにはニコチンが含まれていますが、中にはニコチンが入っていない「ノンニコチン」のフレーバーもあります。

たばこ葉ではなくサトウキビの葉などが原材料となっており、吸い心地が軽いので初心者の方でも楽しめるでしょう。

しかし、いくらニコチンが含まれていないといっても、未成年が吸うことはできないので注意してください。

シーシャは法律上たばこと同じ扱いとなっており、喫煙器具を使用するため法的に未成年の方の喫煙は認められていません。

シーシャを吸う場合は法的な年齢制限を守り、ルールに則ったうえで安全に楽しみましょう。

健康被害を減らすためには?

シーシャの健康被害を少しでも抑えるために、1日の喫煙量に気を付けてください。

例えば、シーシャを週に1回1時間だけにしたり、ニコチンが少ないフレーバーを選んだりという方法があります。

吸うペースなどによっても健康被害は大きく変わるので、1日の喫煙量はとても重要です。

また、たばこやシーシャは周囲の人への配慮を意識することで自然に喫煙時間・本数が減らせます。

さらに、部屋の換気をしっかりとおこない、煙がこもらないようにしておきましょう。

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