初めてシーシャ屋さんでフレーバー(味)を決めるとき、めちゃくちゃ悩みますよね。
分かります。
私たちスタッフ側も、初めてシーシャを吸われるお客様にどんなシーシャを作るのか、どんなフレーバーをオススメするのかめちゃくちゃ悩みます。
今回はシーシャが初めてなお客様に、私が『なにに気を付けてフレーバーを選ぶのか』というテーマで語らせて頂きます。
初めてのフレーバー選びで気を付ける3つのポイント
では結論から、、、
初めての方のフレーバー選びには3つのポイントがあります。
- 味が分かりやすいこと
- 吸いやすいこと
- わざと弱く作らないこと
この3点です。
①味がわかりやすいこと
シーシャの醍醐味の1つに、複数フレーバー(味)のミックス(調合)がありますが、初めてのシーシャの方やまだシーシャに慣れてない方は、まずはミックスせずに単品のフレーバーの味をお楽しみいただくか、単品フレーバーに清涼感を出すためのアイスやミントを少しミックスするだけのシンプルな味のシーシャを強くオススメします。
なぜなら、気になるフレーバーを片っぱしから3種類も4種類も混ぜてしまうと、出来上がったシーシャの味がどういったものかわからず「ただ甘いだけ」や「吸いやすいだけ」で、シーシャの「煙なのに○○の味がする!?」という不思議で面白い体験ができず、シーシャ本来の美味しさや良さ、楽しさを感じづらいからです。
ですので、初めてのシーシャは単品での注文、特にフルーツ系などの実物の味が想像しやすいものの方が
シーシャを楽しみやすいかと思います!
当店でラインナップしているDOZAJ(ドザジ)さんのフレーバーは、フルーツ系フレーバーの味の再現度がとても高く、ジューシーな果肉だけではなく果物の皮のホロ苦さまで感じることができます。
例えば、DOZAJのオレンジ系フレーバー「TANGERINE(タンジェリン)」を単品で吸っていただき、まるでオレンジそのものを煙にして食べているかのような不思議な感覚を味わっていただいてから『オレンジ×チョコレート』というようなミックスの世界に足を踏み入れてほしいなと思います。
シーシャフレーバーは無数のブランドから何百、何千といった種類が販売されています。それらをミックス(調合)することで無限大の味を楽しむことができるので、慣れてきたらぜひ自分だけの未知の味の探求も楽しんでみてくださいね。
②吸いやすいこと
シーシャはフレーバーによって、シーシャ玄人には好まれますが初心者には吸いにくいものがあります。
吸いごたえが強いものや、煙が濃密に出やすいものは咽せ(むせ)やすいので、シーシャ初心者の方やシーシャに慣れていない方が吸うのはあまりオススメできません。
1つ目のポイントとして、シーシャの味がわかりやすいので初心者の方にはフルーツ系をオススメしたのですが、フルーツ系の中でも例外があり、それがTwo Apple(Double Apple)というフレーバーです。
これは “THE シーシャ” というようなフレーバーで、シーシャの中でも王道の味でシーシャ玄人の方が好んで吸うのですがとても味が濃く煙が濃密なため、初心者の方は避けた方がいいかもしれません。
高級なリンゴの蜜のような、めちゃくちゃ濃く甘くて美味しく濃密な煙がでるのですが、シーシャに慣れていない方は咽せてしまうかもです。
とはいえすっごく美味しいので試してみるのはぜんぜんアリですが。。。
他にもシーシャ初心者の方には吸いづらいフレーバーはあるので、メニューの中から気になるフレーバーを見つけたら
「初心者なんですけど、吸いやすいですか?」
と、素直に店員さんに聞いちゃうのが一番安全で失敗しないかと思います!シーシャ屋のスタッフさん達は皆、お客様にシーシャを楽しんでほしいと思ってますので嫌な顔はしません。
なんなら「シーシャを楽しめてるかな?」「美味しいかな?」と、ずっと心配してお客様の顔色を伺っていますから!
またメンソール(スースーする清涼感)が大丈夫な方はメンソール系のフレーバー(アイスなど)をミックスするとシーシャが吸いやすくなる場合もあります。
でも入れすぎるとアイスにガッついたときのような「キーンッ」とした頭痛がすることもありますので、最初はメンソール弱めでイケるなと思ったら少しずつメンソールの量を増やして、あなたにとってベストな量を探してもらえればと思います。
③わざと弱く作らないこと
私は、お客様がシーシャ初心者やシーシャに慣れていないからといって吸いやすくするために、フレーバーの量を減らしたりしません。基本的に全てのシーシャに決まった量のフレーバーを入れて全力で味を出します。
これはわざとフレーバーを少なくしたり火力を弱くして炊いても、一酸化炭素が増えて酸欠でクラクラしやすくなってしまったり、フレーバーの量に対して流れ込む空気の量が増えて味が薄く美味しくないシーシャになってしまうからです。
なので、フレーバーの量を減らしたり炭の火力を弱くするのではなく、
- アルミの穴を多く開ける
- そもそも吸いやすいフレーバーにする
- 小さいトップを使う
- ディフューザー付きの台にする
- こまめに味をチェックする
というふうに、全力でフレーバーの味を出しつつ、吸いやすくなるような調整を心がけています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
- シーシャを吸うのが初めての人や慣れてない人
- シーシャーを作っている人
両方の方に少しでもタメになるようなお話ができたらいいなと、私の意見を語らせていただきました!
よければこれを参考に、皆様も良きシーシャライフを!!!
もっと詳しく聞きたい場合は、気軽にこの記事を見たと気軽に話しかけて下さい^ ^